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♪介護職員基本姿勢10則 その6
4月3日のブログ基本姿勢10則をもう一度で書いた、基本理念の見直しの連載記事(その6)です。


次に「自分らしく暮らして頂く」に関してですが、高口光子の著書に、「当たり前の生活」を基礎にして、その人ならではの生活習慣を大切にする。これを総称して、「その人らしい生活」ということになる。この「その人らしい生活」を守り抜いていく状態、または守り抜こうとすることそのものがQOLの向上です、とあります。この文章の中に全てが入っており、大変に力強い言葉だと思いますが、もう少し詳しくみていきます。

まず、「自分らしく」とはどのような状態か?分かりやすいようで、実は曖昧な言葉だと思いますが、具体的には、だらしない人はだらしないまま。せっかちな人はせっかちなまま。世話好きな人は世話好きなまま。頑固な人は頑固なまま……つまり、「その人のあるがまま」、というようなイメージを僕は抱きます。

「あたたかくておいしい食事」、「したい時にできるトイレでの排泄」、「心も体も温まる気持ちの良い入浴」、「親しい仲間との語らい」などといった、「生活の基本」。これは、大前提としてきちんと支えられる必要があるでしょう。よく個別ケア、積極的ケアと言って、このような生活の基本を軽視する意見もありますが、食事・入浴・排泄・睡眠といった基本的な生活行為を抜きに、自分らしい生活は築けないだろうと思います。これは、自分自身の生活を考えてみれば、よく分かるのではないかと思います。

その上で、ひとりひとり違う、違って当然の、その方のあるがまま、自分らしさが、周囲から否定されず、認められる。もっと言えば、歓迎され、好まれ、喜ばれる生活を送っていただくこと、それが「自分らしく暮らす」ということにつながるように思います。「生活の基本」と「個別の部分」。その両方が実現できて、「自分らしく暮らす」ということになると思います。

(その7へ続く)
| 旧・介護職員基本姿勢10則 | 00:08 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
「自分らしさ」よく分かりますね。
ある84歳と85歳のご夫婦は
長年の生き方や生活を出来るだけ変えず、より良く生きる。
そのために私達在宅ヘルパーやケアマネ、何社もの事業所など多くの人が何度も話し合ってその時の状況に応じてプランを考えるのですが、「そっちは鬼門だからだめ!偉いお坊さんに、おはらいしてもらったから、後は良くなる一方や!」
書ききれないほどの問題をかかえています
自分らしい生活・・・保つための何十人の苦労や病院、施設の苦労もを自分らしい生活のために 意図も簡単に崩される現実。

とても考えさせられます
| みやび | 2006/05/25 6:30 AM |
☆みやびさんへ

いつもコメントありがとうございます!
「その8」にも書く予定なのですが、
やはり障害を負ったりすると、自分らしく生きにくくなるのでしょうね。周囲の適切なサポートがより必要になる。

よく言われる個別ケアの原点はここにあると思っています。ただ、ものすごく難しいことでもあるとも思っています。だからこそ永遠の目標でもあるのでしょうね。
| sakakkie | 2006/05/26 1:27 AM |
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