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拙著「介護職基本姿勢10則 −29歳主任介護士からのメッセージ」や
無料レポート「現場を変える介護理念」について、
ご注文を頂くのですが、そのご注文フォームのなかで、

「ホームページや拙著をどこでお知りになりましたか?」

というアンケートをとらせて頂いています。

ブログや検索で、という方が大半ではありますが、
「知人、友人から」、
「親から」、
「職場の上司から」、
「学校の先生から」、
なかには「恋人から」(!)、
という回答があって、とてもうれしくなってしまいます。

本屋さんで売っているわけではないので、
細々とやっていますが、
こうして少しずつでも読んで頂く機会を頂けると、
やる気も出ますね(^^)。

本を出してから早4年。
本を通してのうれしい出会いがいくつもあって感謝です♪


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| 介護職員基本姿勢10則 | 06:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
♪第8則「自立した介護職を目指す。お互いの仕事を尊重する。」
第8則 自立した介護職を目指す。お互いの仕事を尊重する。


§ 何か変だなあ・・・

僕がまだグループホームに異動したばかりの頃。
遅番でお昼から出勤したときのことです。
夕食のお米の準備をしようと、みなさんの様子を見て、
お米研ぎの好きなAさんをお誘いしました。

「Aさん、夕食のお米を研いで頂けませんか?」
「ああ、いいよ。やるよ!」
いつものように、笑顔で応じて下さいました。

「じゃあ、台所でお願いします。ありがとうね。」
Aさんが、よいしょ、よいしょと台所へ歩きかけた時のこと、
「Aさんにはお昼のお米を研いでもらったから、Bさんにお願いしてください!!」

他の職員から、突然に大きな声で言われました。
僕は「え!?」と、思いながらも、Aさんに言いました。
「ごめんね、Aさん、お米研ぎは大丈夫みたい。ありがとうね。」
「ああ、いいよ。また何でも言ってな。」
Aさんは、その時も笑顔で答えて下さいました。
その後、Bさんにお米研ぎをお願いしました。

ほんのささいなことかもしれませんが、
僕は、果たして、これでいい仕事ができるのだろうか?
と真剣に悩みました。
その時に考えたことを箇条書きにまとめてみます。

・まず、Aさんがお昼のお米を研いだことを僕は知らされていなかった。
・では、誰がお昼のお米を研いだかということまで、聞かなくてはいけないのか?
・そもそも、Aさんはお昼のお米を研いだら、夕食の分を研いでいけないのか?
・Bさんに研いで頂くのは結構だが、Aさんが二回研いで、一体何が悪いのか?
・Aさんが快く応じて、歩き始めているのに、止める必要性があるのか?
(よくAさんは怒らなかったなあ…)
・こんな生活のひとつひとつのことまで指示命令で動かなければならないのか?
・職員が気付いて動くことに、いちいち許可がいるのか?では、誰の許可がいるのか?
・何か不自然だなあ…


§ 上司とお年寄りの間で・・・

もうひとつ例を挙げます。

上司が部下Cさんに対して、
「○○さんの入浴介助をしてね。」と言います。
Cさんは「○○さん、お風呂に入りましょうか?」とお誘いしますが、
「えらいでやめとく。(注:名古屋弁で「疲れたからやめておきます」の意)」
と断られました。

一週間お風呂に入っていないことをCさんは知っていたので、
色々とお話しし、根気よくお誘いしますが、
やっぱり断られてしまいました。
「どうしましょう?」Cさんは上司に相談します。
上司も一週間入浴をしていないことを知っているので、
「何とかして入浴していただけないか?」と再度お誘いするように言います。

Cさんは、○○さんのためを思い最善を尽くしたけれど、
色々お話しする中で、「○○さんは、今は入りたくないんだよな」と感じています。
どうしよう?と困るものの、
上司に言われた手前、もう一度誘いに行きます。

すると、今度は「少し横になりたい」と○○さん。
「横になりたいとおっしゃるのですが…」
Cさんは、また上司に相談に行きます。
「何とか入浴して頂けないか?あともつかえているんだけど……」
   
適切な例でないかもしれませんが、
Cさんは○○さんと上司の間を行ったり来たり……。
これでは○○さんの希望が大切にされているとは
言えないのではないでしょうか?

もちろん、ここでの上司の命令、判断は適切でないとも思います。
しかし、Cさんはここまで全部上司に相談しなければいけないのでしょうか?
上司はここまでの相談を必要とするのでしょうか?
そして結果的に、○○さんは、
いちいち上司の指示を必要とするCさんを信用することができるでしょうか?
 

§ 誰の判断が最良なのか?

僕はこう思うのです。

介護という仕事においては、
その時その時、その場その場、
お年寄りの目の前に、一番身近にいるあなたが、
お年寄りにとって一番いい判断ができるはず。
また、私たちは、そう自信を持って言える介護職でありたい。

施設等のチームケアの場合、
例えばお年寄り九人に対して、介護職員が三人その場にいるとします。
しかし、その時その時、その場その場でお年寄りと接するのは、
究極的にはお年寄り対介護職の一対一の関係となります。
基本的にケアというのはマンツーマンで行われるものです。
何人かで一緒に行動することも当然にあり、
意識的にそうした状況を作ることはグループワークの観点からも大切ですが、
生活の中では、入浴、排泄、その時々のお誘いなど、
「関わる」という視点から考えてみると、
圧倒的にマンツーマンの関係が多いと思います。

このように考えると、私たちが行う介護の仕事は、
細かく見れば、マンツーマンの関係の連続です。
指示命令がなければ判断できず、行動できない職員であれば、
そのようなマンツーマンの関係は豊かにならず、
成り立たないでしょう。

だからこそ、ケアの充実を考えるなら、
職員ひとりひとりが、お年寄りの身になって、
自由な発想と想像力で、感じ、考え、判断し、行動できる
「自立した介護職」になる必要があるのです。                           
先の部下Cさんの例で言えば、
指示を与える上司の側に「自立した介護職」の必要性の認識が足りないことが、
うまくいかない原因のひとつだと考えられます。
部下Cさんが、○○さんの気持ちを汲み取って判断したことなら、
まずそれを尊重する姿勢でありたいものです。
「そうか、○○さんがそう言うのなら、明日またお誘いしよう。Cさんお疲れ様。」
という姿勢でありたいものです。

上司として、部下の行動を尊重するためには、
部下Cさんが、○○さんのためを思って最善を尽くすはずだ、
という信頼が前提となるでしょう。
しかし、こうした信頼関係は、自立した職員同士、
お互いの仕事を尊重しあう中でしか、育たないのではないかと思います。
そして、その信頼関係の中で、個人としてのレベルもアップし、
チームとしても成長し、非常に高い力を発揮するのではないかと思うのです。  


§ なぜ「自立した介護職」を目指すのか?

高口光子著『いきいき・ザ・老人ケア』にこうありました。

「介護現場の原則として、お年寄りに笑顔になってほしかったら、
まず、職員が笑顔になること。
お年寄りに信じてほしかったら、まず職員がお年寄りを信じること。
お年寄りに主体性を望むのなら、まず職員が主体的に、自主的になること。」

お年寄りに「主体的に暮らして頂く」、
つまり「自分らしく暮らして頂く」ためには、
私たち介護職が「主体的に動く」、
つまり「自分らしく」関わっていかなければなりません。

すなわち、「自立した介護職を目指す」ということは、
「お年寄りに喜ばれる質の高い介護を目指すこと」に他ならないということです。

また、こんなことわざがあります。

「魚を与えれば、その人は一日飢えないでいられる。
魚のとり方を教えれば、その人は一生飢えないでいられる。」

全ての行動を指示命令で管理してしまっては、
その職員はずっと指示命令を必要とします。
そもそも、そんな指示命令が適切に続けられるとも思えません。
ある一定の原則やルール、介護現場で言えば、
この「介護職基本姿勢10則」であったり、
申し送り事項や、会議で決まった徹底事項などをきちんとふまえた上で、
職員ひとりひとりが自主的に創造的に、
考える習慣を持たなくてはなりません。
そして、そのための体制や姿勢、方法を整えていかなくてはなりません。
これは、「放任」とは本質的に異なります。
自由な発想を尊重しますが、決して「何でもあり」ではありません。
原理原則の部分ではしっかり管理されたチームワークなのです。

もちろん、指示命令は、必要な部分では、確実に行っていかなければなりません。
何度も強調しますが、こういった自主性を重んじる体制、チームが、
お年寄りにとってよい介護を提供する土台になります。
そして、私たち介護職が成長する土台になります。
現場リーダーの第一の仕事は、こういう土壌を作り上げることだと思っています。 


§「魚のとり方を教わった」仕事とは

さて、細かいことばかりで恐縮ですが、
もうひとつ考えたい事例をあげます。
正職員とパート職員との関係で、業務分担であるとか、
その線引きで悩む現場も多いでしょうから、あえて挙げてみました。

※「 」はセリフ、( )は心の中で思ったことや行動の内容です。

パート職員「(正職員)さん、お昼のお米、何合炊きましょう?」
正職員  (リビングから台所へ来て)「ええと…。」
     (今日の勤務表を見て出勤者を確認し、冷蔵庫へ行って余りご飯の量を確        認。)
     (その間、パート職員は答えを待っている。)
     「三合半でおねがいします。」
パート職員「はい、分かりました。」

本当に細かいことですが、この中にはたくさんの無駄があります。
こうしませんか?

パート職員(お昼のお米を準備しよう。)    
     (今日の勤務表を見て、出勤者を確認。冷蔵庫へ行って余りご飯の量を確        認。)
     (三合半でいいかな。)
     「(正職員)さん、お米は三合半でいいですか?」
正職員  「勤務表と余りご飯の確認はOKですか?」
パート職員「はい。」
正職員  「では三合半で大丈夫です。ありがとうございました。」
 
これが、先程のことわざで言えば、
「魚のとり方を教わった」仕事のやり方です。
こういうことをひとつずつ改善していくことが、
様々な無駄を省くことのみならず、
職員自身の成長を促し、お年寄りにとって介護の質の向上につながるはずです。

そして、次の段階では、こうなるでしょう。

  パート職員(お昼のお米を準備しよう。)
       (勤務表と冷蔵庫を確認。三合半にしよう。)
       「○○さん、お米は三合半にしますね。」
  正職員  (勤務表、冷蔵庫の確認をした上で判断していると分かっているので)
       「はい、お願いします。ありがとうございます。」

これは、最後には「三合半にします」
との報告もいらなくなる内容の業務だと思うのですが、
どうでしょうか?
この発想が、職員ひとりひとりの業務遂行能力の向上を促し、
チームとしても、人や時間をより有効に使う
無駄のない形になっていくための考え方です。 

例えば、散歩のお誘いをするにしても、
「次は誰を連れていけばいいですか?」という質問型ではなく、
「誰がまだ行かれてないですか?
(○○さんと△△さんがまだです。)…では、○○さんと行って来ていいですか?」
という「提案型」。

もしくは、「○○さんと行って来ますね。」という「報告型」で十分です。
それで、何か特別な不都合がある場合には、ちゃんと指示があるはずです。
厳しい言い方かたもしれませんが、
「次は誰を連れていけばいいですか?」という質問には、
自ら考える姿勢が感じられませんし、もっと言えば、
「今は花がとても綺麗で、風も気持ちいいから、
ぜひ○○さんを連れていってあげたい!」と、
職員自らが感じて考えて、散歩のお誘いをしたいものです。
その方がきっと○○さんも喜ぶと思うのですがいかがでしょうか。

しかし、職場全体が、そういう自由な発想を歓迎し、
お互いの仕事を尊重する雰囲気を大切にしていかなくては、
こういった関わりは難しいのかもしれません。


§「責任」を考える

この項では、一貫して自主性、自由な発想での仕事の大切さを強調してきましたが、
最後に、「責任性」ということについて考えていきたいと思います。
当然のことながら、自由には責任が伴います。
責任という言葉を嫌う人は多く、
あまり使わない方がいいと教えられたこともありますが、
よく考えてみると、そもそも責任のない仕事などはじめからないと思うのです。
主任介護士としての僕には、グループホーム全体として、
お年寄りに喜ばれる介護をする責任があります。
そして、そのために様々な取り組みをします。
その取り組みの中においては、責任は主任にありますし、
施設長、理事長などの上司がその上の責任者です。
だからこそ、上司ともよく相談をし、取り組みを報告します。
それで僕は、よい意味で安心して仕事をすることができます。

正職員とパート職員との関係を考えると、
あえて言うのなら、「魚のとり方」つまり
「仕事の考え方、やり方」をチーム内で統一することが正職員の仕事。
それを学び、その中で最大限の自主性を発揮するのが
パート職員の仕事と言えるかもしれません。
しかし、本音を言えば、これらはもっと渾然一体としていてよいと思っています。
パート職員であっても、実力があるのなら、
大いに発揮してもらいたいものですし、本来、
「できる人ができない人に教える」ことが自然で正しいあり方ではないか
と思っています。

よって、パート職員の方が「できる」ことなら、
「魚の取り方」を教えるのはパート職員ということになり、
必ずしも正職員が常に指導的立場にいなくてもよいと考えています。
ただし、それでも「責任」は正職員が持たなければ、
パート職員は不安に感じるでしょうね。
「上」は責任をとるためにある、とは自覚しておくべきと思います。

まあ、このあたりの話は、一般論では難しいので、
これくらいにしておきますが、いずれにしても、
立場や肩書きだけでは仕事は上手く流れないこともあり、
その組織において、一番自然な形を模索するのが大切だと思います。
無理は長続きせず、そうした疲労感や行き詰まり感は
お年寄りにも伝わってしまいます。

話を前に戻してまとめをすると、
先にも書いた「ルール」や「原則」、
「仕事の考え方、やり方」に反しない限りにおいては、
上司である主任が責任を持ちますので、
安心してお年寄りのためを思い、自由に仕事をして下さい。
判断に迷う時には、相談してもらえれば大丈夫です。
もちろん、失敗した場合には、今後同じことがないように注意はします。
しかし、責任は主任が持ちます。
お年寄りのためにも、職員の成長のためにも、
必要な考え方だと思います。

「自立した介護職を目指す」とはそういうことなのです。



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| 介護職員基本姿勢10則 | 23:00 | comments(0) | - | pookmark |
♪介護職基本姿勢10則 体験版
「介護職基本姿勢10則」
−29歳主任介護士からのメッセージ−


の体験版を大急ぎでアップしました。

読む方にしてみれば、こんなに一気に出されても・・・
という感じだと思いますが(苦笑)。

60近くある小項目から、14を選んで体験版として記事にしました。
ちょっとリンクが分かりにくいのが難点ですが、
以下のページから読んで頂ければと思います。

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これから担当編集者が決まり、
7月ごろ初稿が完成、
8月ごろ再稿、
9月ごろから営業の打ち合わせをして、
10月に納品、
11月に晴れて出版、という予定です。

よろしくお願いします☆

| 介護職員基本姿勢10則 | 08:53 | comments(0) | - | pookmark |
♪私たち自身が問われている
§私たち自身が問われている

 さて、いよいよ「介護職基本姿勢10則」も残すところあと一つとなりました。色々考えていくと、やっぱり、究極には「素敵な介護職は素敵な人」という言葉におさまるような気もしますが、それくらい介護職という仕事は、極めて人間的な仕事で、人としての総合力、人間力が問われる仕事だということなのだろうと思います。いつかの講演会で、講師の大学教授の方が言われた言葉があります。

「認知症を通して、実は私たち自身が問われているのですね。」

 まさしくその通りだ、と思いました。私たち自身の中に課題を見つけない限り、認知症の介護は上手くいかない、私たち自身のあり方自体が大切だ、ということだろうと思います。
 ただ、これは、認知症の介護に限った話ではありません。人と人とが関わる時には、全く同じことが言えるのではないかと思っています。「介護職基本姿勢10則」も、この視点から見直してみると、特に前半は「人との関わり学」という分野を担っているように思います。




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| 介護職員基本姿勢10則 | 08:28 | comments(0) | - | pookmark |
♪理想像を描き、目標を立て、達成に向けての計画的な仕事をする。
 この項は、詳しく見ていけば、これだけで一冊の本ができるくらいボリュームのある内容です。そのため、ここでは概要を示すにとどめますが、仕事をする上で是非とも知っておいてほしいポイントは外さないようにして、効率よく見ていきたいと思います。まず、この項の全体像は次のフローチャートのようになります。

「理想像を描く→現状把握→問題分析(原因追究)→目標設定→計画→行動→反省」 

 それでは、一つずつ見ていくことにします。

§理想像を描く

 まず、「理想像」とは何か、と言えば、最終目標地点と考えればよいと思います。途中経過の目標ではなく、最終地点。富士山で言えば頂上ということになります。もちろん、はじめから頂上をイメージできないということもありますし、頂上だと思っていたら、もっと先に進める領域があった、ということもあります。
 イメージできる限界が今のその人の力量、と言われますが、まずは一生懸命考えて考えて、考え抜いて、一つの形を描くことが大切です。それも漠然としたイメージではなく、ちゃんと言葉にして書くことが大切となります。「言葉に移す」ということは、「具体的である」ということであり、言葉に移せないことは、具体的でなく、実現できないと考えてよいと思います。この「言葉に移す」という作業は、この先のどのプロセスにおいても重要となりますので、よく覚えておく必要があります。
 また、「理想像を描く」とは、どこを目指すか、という方向性を示す作業ですので、ここをいい加減にすると、全てが骨抜きになってしまいますので注意が必要です。



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| 介護職員基本姿勢10則 | 08:25 | comments(0) | - | pookmark |
♪なぜ「自立した介護職」を目指すのか
§なぜ「自立した介護職」を目指すのか

 高口光子著「いきいき・ザ・老人ケア」にこうありました。

 『介護現場の原則として、お年寄りに笑顔になってほしかったら、まず、職員が笑顔になること。お年寄りに信じてほしかったら、まず職員がお年寄りを信じること。お年寄りに主体性を望むのなら、まず職員が主体的に、自主的になること。』

 お年寄りに「主体的に暮らして頂く」、つまり「自分らしく暮らして頂く」ためには、私たち介護職が「主体的に動く」、つまり「自分らしく」関わっていかなければなりません。すなわち、「自立した介護職を目指す」ということは、「お年寄りに喜ばれる質の高い介護を目指すこと」に他ならないということです。

 また、こんなことわざがあります。

 「魚を与えれば、その人は一日飢えないでいられる。魚のとり方を教えれば、その人は一生飢えないでいられる。」

 全ての行動を指示命令で管理してしまっては、その職員はずっと指示命令を必要とします。そもそも、そんな指示命令が適切に続けられるとも思えません。ある一定の原則やルール、介護現場で言えば、この「介護職基本姿勢10則」であったり、申し送り事項や、会議で決まった徹底事項などをきちんとふまえた上で、職員ひとりひとりが自主的に創造的に、考える習慣を持たなくてはなりません。そして、そのための体制や姿勢、方法を整えていかなくてはなりません。これは、「放任」とは本質的に異なります。自由な発想を尊重しますが、決して「何でもあり」ではありません。原理原則の部分ではしっかり管理されたチームワークなのです。もちろん、指示命令は、必要な部分では、確実に行っていかなければなりません。
何度も強調しますが、こういった自主性を重んじる体制、チームが、お年寄りにとってよい介護を提供する土台になります。そして、私たち介護職が成長する土台になります。現場リーダーの第一の仕事は、こういう土壌を作り上げることだと思っています。 




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| 介護職員基本姿勢10則 | 00:31 | comments(0) | - | pookmark |
♪自身の考え方、行動、態度を見つめ直し、改善に努める
第7則 自身の考え方、行動、態度を厳しく見つめ直し改善に努める。

 この「介護職基本姿勢10則」の文章の中でも、しきりに「見つめ直す」という言葉を使っています。もしかすると、「成長」を考えた時、全ての原点は、この「見つめ直す」「反省する」という心に集約されるのかもしれません。もはや介護職に限ったものではありませんが、この項では、そんな基本姿勢について書いてみます。
 見つめ直す対象ですが、ここでは、全ての仕事のベースとなる「考え方」「行動」「態度」の三つに絞っています。
「考え方」については、以前も述べたように、最も根本的で、全体の方向性を決めるもの。この「介護職基本姿勢10則」も「考え方」を重点的に示しています。姿勢、心の持ち方とも言えそうです。例えば、

・前向きに考えられるか。
・逆境にもくじけず、投げやりにならず、最後まで頑張れるか。
・創意工夫、活用を考えているか。
・常に学ぶ姿勢でいるか。
・自信を持ちつつも、謙虚さを失っていないか。
・これ以上はない、と思っていないか。
・長所はさらに伸ばしつつも、短所を厳しく見つめているか。
・自らの言動に責任を持っているか。
・感謝の心を持っているか。

 といったようなことです。(何だか説教くさいですね。)
 次に、「行動」については、もっと具体的なもので、

・よく人の話を聴くか。
・愚痴や悪口を言っていないか。
・約束、ルールは守っているか。
・決めたことはやり抜いているか。
・締め切りを守っているか。
・事前準備を怠らないか。
・毎日の生活習慣はどうか。

 という、ある意味、評価しやすく、自ら振り返りやすい内容となります。
 最後の「態度」は、行動よりは少し抽象的になりますが、他人に対する印象を決めるものと言えそうです。よく「態度教育」と言い方がされますが、一旦身に付いて習慣化されれば、本人にとっては当たり前となり、よりよい人間関係の構築や自身の成長において、最高の武器となりえるものだと考えています。
 
・あいさつは元気にしているか。
・返事ははっきりできるか。
・笑顔は明るいか。
・背筋は伸びているか。
・見だしなみは適切か。
・人の顔を見て話を聴いているか。
・人の話をうなずきながら聴いているか。
・一生懸命か。
・真面目か。
・素直か。

 というような内容です。書きながら、自分自身できていないことだらけで、恥ずかしくもありますが、それだけ、難しい内容とも思っています。ですが、きっと、難しいことはいつまでたっても難しいものではないかと思います。その「難しさ」と付き合っていく、「難しさ」に取り組み続ける、「難しさ」から逃げない、「難しさ」にくじけない忍耐力、この姿勢こそが成長には不可欠の要素ではないかと思っています。

 よく「適材適所」と言って、不得手な部分は問わないこともありますが、下手をすると、その人にとって「ああ、このままでいいんだ」という逃げ道を与えてしまうことにもなりかねません。適材適所をしつつも、正すべきは正し、反省すべきは反省しないと、向上もありえないでしょう。そして、失敗した時には、しっかり反省し、次につなげればよいと思います。ですから、取り返しのつく範囲内では、大いに挑戦し、大いに失敗して、成長し続けていくことが大切だと考えています。あまり失敗を恐れすぎないことが、大失敗を防ぐためにも必要ではないかと感じています。
 
 いずれにしても、日々自らを見つめ直し、反省し、少しずつでも成長を続けていくことが大切だと感じます。そのためには、どんな自分になりたいか、という理想像を描くこと、そして、その理想像に対して、今の自分はどうなのかという自己分析が必要です。ここに挙げた内容は一般的なものだとは思いますが、僕が個人的にも使っているチェックリストを参考にして作成したものです。活用して頂けるとうれしいです。



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| 介護職員基本姿勢10則 | 00:28 | comments(0) | - | pookmark |
♪食事について
食事について


□「おいしく食べて頂くこと」を第一目標とする。
□食べることは生きることに密接につながっている。生きる意欲そのもの。
□きちんと足を床につけて食べる。足の裏がしっかりと床につくと姿勢が安定すると同時に、脳への刺激もあり覚醒水準が高くなる。例え車イスのままでも、フットレストから足を降ろす。
□軽い前傾姿勢で食べる。自分で食べる人で反り返って食べる人はいない。反り返って食べると誤嚥を招く。寝たまま食べるのも同様。また、軽い前傾姿勢は食べる意欲を表しているようにも見える。そのためにも、できる限り車イスから普通のイスへ移って頂く。車イスはお尻側が沈み込むように作ってあるため、前傾姿勢がとりにくい。
□適切な高さのテーブル、椅子を用意する。上記のように足がつき、前傾姿勢がとれるようなものが望ましい。
□食べやすい食器類、また見た目にもよい食器類を工夫する。
□好みを知る。
□献立を作る際は栄養バランスを考慮する。活動量や年齢に応じた摂取量を考える。
□摂取量は心身の調子のバロメーター。しっかり把握する。
□だが、食べない時は単におなかがすいていないということもある。おなかがすくような取り組みを行う。
□食べたい時がおいしい時。
□見た目にもおいしそうな献立を工夫する。目で食べる、という言葉がある。
□食事の介助は原則座って行う。立って介助すると利用者は上方を向く為誤嚥を招きやすい。また、それ以前に失礼であると考える。
□水分を先にすすめる。喉のとおりがよくなり、詰まりにくくなる。
□誤嚥、喉に詰まらせる、という危険は常に頭に入れておく。
□一緒に食べる、という関係性を大切にする。「おいしいですか?」ではなく「おいしいね。」と共感できる。
□口腔ケアをきちんと行う。
□手の清潔に努める。
□自分の手で食べ物を口に運ぶのが一番いい。一番食べやすいし、口も自然に開く。一人で食べることが困難な場合も、極力その支援をする。
□口が脳に占める感覚の割合はとても大きい。指先も大きい。その二つを使って食事をすることは覚醒水準を高めるし、最高のリハビリになる。



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♪自立支援介助の基本姿勢
§自立支援介助の基本姿勢
 
 「自分らしく暮らして頂く」=「生活の基本」+「個別の部分」の図式の中で、この項は「生活の基本」をテーマとします。また、食事、入浴、排泄、睡眠といった基本的な生活行為に加えて、座る、立つ、歩くといった基本動作も合わせてとり上げます。
 そして、最終的には、各行為、動作別の考え方や基礎知識、技術的チェックポイントを確認することを目標としていますが、まずはじめに、このような行為、動作の介助を行う上で共通する、基本的な考え方を明確にします。それは、

◎「全介助」は「最終手段」と考える。ただし、「手段」のひとつではあるため、知識技術としては習得しておく必要がある。
◎「特別」な工夫(専門性)で、「普通」の「慣れ親しんだ」暮らしを実現する。
◎できるだけ「自分」で行えるような「環境」をつくる。
◎できるだけ「本人の力」を活用した「介助を工夫」する。
◎できるだけ「介助が少なく」なること、「他からの干渉を少なくする」ことを目標とする。
◎それが「自分らしい暮らし」につながる。

 というものです。一言で言えば「自立支援」ということになるでしょう。介護保険法にも「自立支援」がはっきりと謳われています。



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♪コラム「平等をどう考えるか」
◎コラム「平等をどう考えるか?」 

 「平等」という言葉。お年寄りに「平等」にしなきゃだめよ、と介護現場ではよく耳にしますが、間違って使われたり、解釈されていることが多いように思います。本当の「平等」とは、みんなに「同じものを」提供することではなく、それぞれの「必要に応じたもの」を提供することだと、僕は思っています。そもそも「平等」とは、みんなが平和に仲良く、気持ちよく暮らすために生まれた概念と考えます。「平等」であること自体が目的ではないと思います。その意味から考えても、みんなに同じようにしてさえいればいい、というのは、安易な平等感と言えはしないでしょうか。必要としていないものを受け取ったところで、うれしいと思うでしょうか。よく特別扱いはダメ、とも言いますが、それぞれの必要に応じたものを提供することを特別扱いと呼ぶのなら、全員に特別扱いすればいいじゃないか、という意見を聞いたことがあります。大賛成です。

 と、このような平等観を持っていた自分ですが、先日、生活とリハビリ研究所の講師である下山名月氏の研修に参加した際に勉強した言葉は衝撃でした。

 『人には二つのニーズがあります。一つは、みんなと同じようにしてほしい。もう一つは私だけ特別にしてほしい。』 

 言われてみれば当たり前のことですが、片方だけではバランスが悪く、不平等感が残る。やはり、下山氏の言うように、両方を満たす必要があるのでしょうね。いやいや、平等とは難しいなあ、と改めて感じました。



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